POPPOのマイホーム建築日記 No.016 ハウスメーカー 選定編
参考書『間違いだらけの高気密高断熱住宅』 FPの家?
僕の仕事が、変則勤務(いちおう一定のルールでシフトしているのだが)なもので、メーカーさんとの打ち合わせの日程を決めるにも、なかなか、難儀する。
天草ハウジングのMさんが家に来てくれたのが3/16。
約2週間で、間取りのプランが出来るという話だったが、まだ何も言ってこない。
天草ハウジングは、木曜日が休みだし、金曜日からは、また、僕が午後(昼から、夜遅くまでと言うこと。)の勤務になるので、嫁さんと一緒に話を聞くのは、不可能になってしまう。
夜8時ぐらいになってはいたが、電話してみることにした。
(夜11時ぐらいまで仕事していることも良くあるらしい。天草ハウジング、忙しいのかな?)
POPPO「あの~、せかすつもりはないのですが、また勤務の予定が…。」
M 「すみません、実は、日曜日ぐらいになるんです。」
と、言うことは4/4。
その後となると、さらに10日ぐらい先になってしまう。
その時、嫁さんが、カレンダーを指さす。
お~、そうだった。
4/6は休みをとったんだった。
そう、4/6は長男の入学式なのだ。
小学校の入学式なんて、きっと、昼には終わる。
その後、次男を昼寝させて…。
と、言うことで、「天草ハウジング」プラン1は、4/6、成城住宅公園のモデルハウスで見せて貰うことに決定した。
う~ん。楽しみだ。
ところで、「家を建てる!」と一言で言っても、家の建て方もいろいろあるし、「高気密高断熱」と言っても、メーカーによって言うことも違う。
営業さんも、良く分かっていなかったりする。
素人故に、当然のことながら、僕自身、何が違うのか、良く分からなかったりもする。
「やっぱり、ユーザーも、勉強しなくてはいけない。」
と、僕は思った。
(この時点で、家のことを調べたり勉強するのは、趣味になっていた気がする。)
そこで、本屋で、建築関係の棚をなめるようにあさる。
でも、ほとんど、何のことなのか分からない本が多かったりする。
(コンクリートの強度とか、木造のマイホームを造るのには、あまり関係ない気がするし・・・)
要は、専門書ばかりと言うこと。
そんな中で、おもしろい本を見つけた。
『間違いだらけの高気密高断熱住宅』足立 博 著(エール出版社)
『良い住宅ダメな住宅ムダな住宅’99年版』 同上
内容としては、建築関係に縁もゆかりもない著者が、自分の家を建てることになって、「住宅」という物に関心を持って、自分の足で調べ「良い物は良い、悪い物は悪い!」と言う感想を記した本である。
『良い住宅…』に至っては、メーカー名指しだ。
でも、好感が持てるのは決して、それぞれに対して、否定的な部分で終わらないこと。
各メーカーの「これから…」がちゃんと書かれている。
「メーカーの人も読んでくれるといいな~。」と言う部分も多い。
もちろん、僕のように、これから家を作ろうという人にも参考になるし、すでに家を作った人も(特に、高気密高断熱の家に)住むに当たって、注意すべきことの参考になると思う。
と、実は、『良い住宅…』の中で、気になる建築方法を発見してしまったのだ。
実は、ニフティのFMYHOMEのログにもあったのだが、工法など具体的な内容にはあまりふれられてなかったので、見落としていたのだ。
「FPの家」
僕は初めてその内容を知ったのだが、簡単に言うと、
基本的には木軸工法。
(2×4で作っている会社もあるらしい。)
柱の間に105ミリメートル厚ほどの硬質発泡ウレタンと構造用合板で出来たパネルを打ち込んで造る。
(断熱性能は、グラスウール200ミリに相当)
ペアガラス入りシャノンウインドの樹脂サッシ、スウェーデン製の木製断熱ドアなどが標準仕様。
熱損失係数は、窓の取り方で差はあるが、換気を計算に入れても1.2Kcal/平米h度、前後。
(ん~、機種依存文字をさけようとすると、こんな表記になってしまう。)
気密性(前出 C値)の保証は、2cm/平米、実際に建てられた物は、1以 下だという。
※ 熱損失係数とは、一般的に「Q値」といわれているもので、住宅の断熱性能を数値的に表したものです。値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。
熱損失係数は、外壁や天井・床などの各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、各部位の熱損失量を合計したものを延床面積で割って計算します。
(「熱損失係数」は計算が複雑)
なんか、すごい高性能の家を造っている気がする。
とりあえず、情報収集をしよう。
と言うわけで、誰か知ってる人がいないか、とりあえず、ニフティのFMYHOMEの会議室に行ってログを見て、質問などしてみようと思う。