POPPOのマイホーム建築日記 No.040 建築打ち合わせ編

輸入住宅 5/29の続き

 

と、言うわけで、天草のモデルハウスがある成城住宅公園をあとにしたPOPPO一家であった。

しかし、時間は5時過ぎ。
飯をどうしたものか?
今から帰って家で作るのも面倒だしどこかで食べていこうか?

ふと、目に付く看板。

「成城輸入住宅展示場」

その展示場は、天草のモデルハウスある成城住宅公園とは少し離れていて、一度も行ったことはない。

別に、天草に不安があると言うことではなく、洋館風の天草の家を建てるのだから何か参考になるのではないかと思ったのだ。

POPPO嫁 「ちょっと、見てみたいよね。」

だが、問題は展示場があまり好きでない子供達をいかに納得させるかだ。

POPPO嫁 「マクドナルド食べたくない?」

我が家の子供達は、何かというとマクドナルドを食べたがる。
はっきり言って、次男はハッピーセットなどと言うおもちゃのおまけ付きのセットを使ったマクドナルドの陰謀にはまっているのだが。

こうして、我が家の子供達はテイクアウトのマクドナルドを買って帰るという交換条件で、住宅展示場を見にゆくという父母の陰謀にはまったのであった。

注) 以下に書くモデルハウスに関しては、それぞれ30分も滞在していません。
よって、本当にそのメーカーの良いところを僕が認識できているかどうかは疑問です。これを読む方は「そう言うメーカーもあるのだな。」ぐらいのつもりで読んでください。

 

《ウェルダン》
外見は、まあ、天草でもありそうな煉瓦風のタイル張り(?)である。
中に入る。

POPPO&嫁 「オー、豪勢な家だ!」
(天草もそうだけど。)

ん?スリッパもない。もう店じまいだろうか?

POPPO 「おじゃまします。見せてもらっていいですか?」

落ち着いた感じの女性が出迎えてくれる。
(あとで、2級建築士と判明)

女性  「この家は、全館床暖房なんです。」

なるほど、それを体感するためにスリッパをあえて置いていないのか。

しかし、床が堅い。
オークの無垢板張りとのことだが、土間床工法(と、言うことは床下が無いと言うことだな。)の上に床暖房の温水パイプを通した蓄熱層としてコンクリートが使われているため、その堅さが直に感じられるのだろうか。

暖房の蓄熱と言うことを考えると、確かに効果的だ。

だが、POPPO一家のように、床で直接ごろごろしながら生活しようと言う一家にはいかがなものか。
まあ、これが寒い日だったりしたら、床からの熱でまた違った印象を受けるかもしれないが。

嫁さんは、もっぱらそれぞれの部屋の広さを聞いて回っている。

なんのことはない。
天草で建てた場合の我が家のリビングなどの広さを実感しようとしているのだ。

僕はと言えば、子供達と家の中を探検と称して、見て回る。

POPPO長男 「地下室があったよ!」

地下室に降りてみる。するとそこには…。

噂に聞く、三管プロジェクターがあるではないか。
結構大きな機械が天井から下がっている。

全体的な印象としては、天草より、堅牢な感じがする。

これは2×6であることと、床のなせる技か。

ちなみに、カタログスペックによると、基本仕様という物はないのだが、価格別住宅性能表(設計料含む)と言うのによると、2×6、土間床工法、屋根断熱(通気工法)、外壁-グラスウール16Kg×130ミリ、輸入木製サッシ(Low-E.アルゴン)、基礎断熱、C値0.7以下、熱交換型集中換気システム、床暖房ウェルダン、小屋裏を部屋として利用、と言うことで、坪単価80万円だそうだ。

床に関しては、何とも言えないが、断熱性能としては、天草と、とんとんぐらいか?

 

《Rena House》
言ってみれば、スエーデンハウスの上級バージョンである。

この家も、スエーデンの工場によって、作られた部材を日本に運んできて造る家だ。

まず、入ったときの第一印象。

パインである。

壁もパイン、階段もパイン(多分)

しかし、床は?

解説によると、パイン材の無垢板の表面に、白樺の無垢板を張り付けた物だそうだ。
それぞれの木の性質を生かした、正しい合板というわけだ。

断面の見える端材を見せてもらうと、通気層のように規則正しく透き間が空いている。これにとパイン材によって、歩いたときの堅い白樺の感触を良くしているらしい。

ウェルダンの床を歩いたあとだからよけいにそう感じるのかもしれないが、確かにこの感触は心地よい。

しかも、二次的効果として、この透き間があることによって高気密高断熱の家にありがちな音の響きを多少押さえることが出来ているとのこと。

まあ、言われてみれば、そんな気もする。

いいけど、高そうだな。

それに、白樺の木目は、なんかのっぺりとしていて、好みの分かれるところか。

ちなみに、天草のMさんに聞いた話として、床材としてはダグラスファー(多分、船の甲板なんかに使われる木)は縮みが激しく、オークは、縮みが比較的少ない。

その中間として、メイプルだそうだ。

POPPO家としては、白樺、メイプル、オークの木目を比較すると、オークが、床としては好みだ。ただし、色はナチュラルに近い明るい色。

スペック的にはすごい。

なんと壁内のグラスウール240ミリだ。(スエーデンハウスの2倍)

窓は、スエーデンハウスと同じ木製3層ガラス。

もう一つポイントとしては、スエーデンハウスがパネルを並べて接合して行くのに対し、一つの壁面を一枚のパネルとして工場生産してくると言うこと。

こうすることによって、木材の乾燥が進み痩せてきたときに隙間が発生するおそれを極力減らせると言うことだ。

しかし、それだと、トレーラーの入り込めないような道路に接した敷地では建築は成立しないと思う。

あと、換気の話。

僕が、それなりの知識と理解力があると見るや、営業の人は、ここぞとばかりに換気について語り出す。
(きっと、話を分かってくれる人が、まだ少ないんでしょうね。)

換気と、冷暖房の空調を同じダクトで行うのは、間違いである。

なぜならば、ダクト内結露が発生してカビの元になるからだ。

日本製の換気システムは、外国で作られたシステムほど、耐久性はない。

国内メーカーの技術者もそれを認めている。

なぜそうなのかと言えば、開発技術者が、それを望んでも会社の考え方として、そこまでの製品を作る必然性を認めていないからだ。

スエーデンをはじめとするヨーロッパの国々では、確実に耐久性の立証されたものしか市場に出ない。

等々など…。

よって、換気システムは実績のある海外のメーカーのシステムを使って、三種換気にしなさい。とのご意見。

POPPO&嫁 「(~ヘ~;)ウーン」

まあ、POPPOの家は機械交換を前提にした大きな点検メインテナンス口を付けてもらって、とりあえず、空調一種換気で人柱してみますかねぇ。

だって、3種換気にすると、そこら中に分散しているフィルターを掃除するのが面倒ですから。
(快適な家の定義の一部として、メンテナンスが楽なことも含まれる気がする。)