POPPOのマイホーム建築日記 No.052 建築打ち合わせ編
建築現場見学
FMYHOMEで知り合った、天草ハウジングで家を建てるMario&Linda邸の建築現場の見学に行った。
この日はDさん夫妻も参加して、ちょっとしたミニオフ会である。
Mario&Linda邸の建築現場を見ての第一印象。
先ず、基礎が高い!
話には聞いていたが、想像以上である。
我が家の近所の新築現場で見る(大和ハウスと、へーベルハウスが建築中)基礎より、さらに一段高い感じだ。
中に入って、あらためて2×4の構造という物をしげしげと見る。
2×4とは2インチ×4インチの角材で作った枠に構造用合板を打ち付けて壁を作って行く物、と言う程度しか理解していなかったのだが、じっさい、あれだけの数の2×4材が柱となっているということを考えると、家としてはかなり頑丈なのではないかと思った。
しかも、場所によっては2×4材を二本三本と抱き合わせて柱のように使っている。
さらに、梁(この場合は根太と言うのか?)には2×6や2×10らしきもの、集成材の極太の物も使われている。もちろん土台や床根太もかなり太い物が使われている。
そして…
二階の床はあるのだが、吊り天井になる予定の天井がない。
と、言うわけで、とても天井(?)が高く感じる。
この状態だと、吊り天井を作るための根太などの様子がよく分かった。
二階に上ると、天草の家の高さがよく分かる。
明らかに、廻りの家より一段(?)高い。
これは、基礎の高さと、吊り天井になる一階天井と二階床の幅による物らしい。
さてさて、Mario&Linda邸リビングでの楽しいひとときである。
Dさんより、建築中の写真を前に懇切丁寧な解説をしていただく。
これが、けっこう参考になった。
文章だけの日記と違いよく分からない部分に関しては、写真を指さしながら質問できるからだ。
また、作り始める頃にぜひ見せていただきたい作品だ。
そして、POPPOの家の間取りについても、みなさんにご意見をいただく。
大筋、以下のような点である。
* 脱衣場と洗濯場は隣り合っていた方がよい。
* トイレの幅は広めにとった方がよい。
* 等々
これらに関する解決案として、
* 脱衣場を洗濯場の側に移動する。
* 浴室と、洗濯場を入れ替える。
* トイレのドアを左右に計二枚付ける。
* トイレと洗面所を一部屋とする。
等々である。
さすがに、みなさん、鋭いところを突いてくる。
ウーン、またしても、間取り変更か?
と、言うわけで、またしても間取り変更である。
(嫁さんには人の意見に左右されやすいヤツと呼ばれている)
まあ、実際、動線的には多少(?)難があると感じていたので、嫁さんと「脱衣場移動大作戦」(あっ、誰かのパクリか?)を開始することになった。
かなり苦しい作戦ではあったが、最終的には今までで最良の(間取り的にしかも家の構造的にも(たぶん))間取りが完成した。
ポイントとしては、ウォークインシューズクロークと洗濯場が繋がっていると便利、と言う考えをすっぱり捨てたこと。
確かに、繋がっていれば泥だらで帰ってきた子供達が家に入ってきたときは、いいかも知れない。
しかし、そこから風呂場に繋がっていなくては、価値は半減するのも事実である。
だが、4次元空間ではないのだから、そう簡単に何でも並べることは無理なのだ。
と、言うわけで、トイレ、洗面所は独立。
洗濯場と脱衣場を一部屋とした。
その結果、泥だらけの子供達は玄関ホールからリビングをかすめ洗面所へ(リビングへ入った扉のすぐ横が洗面所の扉)そこから、脱衣場、風呂場と言う経路になる。
まあ、悪くはない。
それでも、階段をリビングに、二階の間取りはなるべく変更したくない、と言う点は捨て去れなかったので、キッチンと洗濯場は遠いままだが、仕方が無かろう。
(洗濯をしたまま、朝まで干すのを忘れてたという事態が起きる恐怖はあるが。)
壁の繋がりも、前のプランだとでこぼこしていた部分がきれいに繋がっている。
2×4の場合、絶対この方が構造的(強度的?)に有利なはずだ。
しかし…
トイレの幅は、どうやっても広げられなかった。
壁中心線で910ミリである。
まあ、長さが1820ミリあるからいいか。
(ノックされてもドアに手が届かない?)