POPPOのマイホーム建築日記 No.075 マイホーム工事編

床下板張り

捨て板貼り
捨て板貼り

 

子供達は、春休みであるため、前日より嫁さんの実家にお泊まりである。

7歳の長男は問題ないが、4歳の次男は自分で泊まると主張はしていたが親がいなくてどうだったか、多少気になるところであった。

しかし、彼らにとっては泊まり慣れた家(いつもは親と一緒だが)でもあり、何の問題もなかったようだ。

さて、嫁さんは仕事が超多忙でこの日は夜遅くまで仕事である。

と、言うことで夕刻、僕だけ仕事を終え、その足で子供達の様子を確認後、現場に向かう。

 

現場に着くと、車がない。

POPPO (もう、終わって帰ってしまったのかな?)
現場の状況としては、ほとんど床下張り板が張り終わっており、たくさん置いてあった断熱材(カネライトフォーム85㎜)も入ったようで、あらかた無くなっている。

※ カネライトフォーム

株式会社カネカ
「熱と湿気」を探究する株式会社カネカが、より快適な生活空間をつくるために自信をもって送り出した素材がカネライトフォームでである。
熱資源の有効利用と快適な居住性を実現する断熱材カネライトフォームは数々の優れた特性をもっている。
優れた断熱性能がある
独立気泡の小さな泡の中に気体を閉じ込めてある。
これにより、熱伝導の三要素として知られる熱の「対流・輻射・伝導」の数値を小さく固定されている。
独立気泡が熱をさえぎり、結露を抑制する。
吸水・吸湿性がほとんどありません
独立した気泡構造により、断熱の大敵である水が入りにくく、断熱性能の劣化を防いでいる。
人と地球に優しく、フロン及びPRTR法対象物質の発泡剤としての使用を撤廃し、ホルムアルデヒドも含まれていない。
また、マテリアルリサイクルも可能で、グリーン購入法にも適合している。

 

しかし、片隅で、職人さん風のおじさんと犬の散歩途中の近所の人と思われるおばさんが話をしている。

挨拶をして、二人の会話に耳を傾けると、どうも、おじさんはAさんのお父さんでAさんは材料が足りなくなったのでどこかに買いに行ったらしい。

 

おばさん 「そんな、遠くまで買いに行ったの?材木屋なら、あっちの道を行けば近くにあったのに。」
A父   「捨て板に使っているのは本座根の15ミリの板だから、あまり置いてあるところがないんだよ。」
おばさん 「フーン、普通のベニアと違うんだ。」

 

※ 捨て板とは
フローリングを貼るための下地材となる合板。

 

※ 捨て板に、使っている合板で、よく捨て板にコンパネという記載があるが、あれは、違うと思う。
コンパネとは、コンクリートを打設するときに使う合板のはず。

我が家で使う捨て板の合板は、15㎜の構造用合板でである。
2×4の家で、よく使われるのは、12㎜の合板で、15㎜の物は、厚い方となると思う。

 

※ 本実加工

本実加工
本実加工

 

 

 

 

こうして、Aさんの帰りを、おやじさんと話をしながら待つことになった。

A父   「持ってきた下張り板、面積では足りてたんだが… 一枚足りなかったんだ。」

 

確かに、端切れを集めれば床を張り終えることは出来そうだったが、そう言うこと
をしてはいけないらしい。

 

親父さんもヒマを持て余したようで、「とりあえず、これやっとくかなぁ。」などと言いながら、木材用撥水塗料の缶を持ってくると、張り終わって壁位置の墨も入れられている板の上に無造作に蒔き始める。

そして、なんとゴムのトンボ(雨の日にデパートの入り口などで溜まった水ををかき集めたりしている”あれ”)で広げていく。

 

A父    「これは旦那さんの指定かい?天草は普通、これ塗らないんだが。東急ホームは全部やるけどね。」
POPPO  「いえ、別に…」
(Kさんが雨を心配してやることにしたのかな?)
A父    「こんなんでも、けっこう雨降ったときに効果あるよ。ところで、ここは床は無垢かい?」
POPPO  「はい。」
A父    「なら、いいやね。合板の床だと、これやっちゃうとダメ なんだ。床鳴りがひどくて。無垢だと釘だけど、合板だと接着剤使うだろ?で、鳴っちゃうんだ。木工ボンドはダメだな。ツーバイボンドならいい けどね。床鳴りひどくて、床、全部直したことあったよ。」
POPPO  「床の断熱材は、接着剤か何かで留めているんですか?」
A父    「玄関の土間の基礎の裏のヤツはくっつけたけどね。 床のは何にも使ってないよ。これは普通の倍ぐらいあるし(85ミリカネライトフォーム)ぴっちりはめ込んであるから落ちることはないな。普通の薄いヤツだと、留め具とか入れないとぽろぽろ落ちるけどね。」

 

床下点検口件床下収納になる開口部
床下点検口、兼、床下収納になる開口部

A父はまだ板が張られていなくて見えている断熱材を上から押してみせる。

僕も押してみる。確かに固定されてはいないが、かなり力を掛けないと下にずれていかない。
(浴室の開口部から手をいれれば下から押し戻せる場所だからやってみた。)

 

 

そして、待つことしばし。Aさんがもどってきた。

足りなくなっている部分の寸法に合わせて、買ってきた板を切る。

根太に根太ボンドを塗り、板をぴっちりとはめ込むと、釘を打ち付ける。

脱衣場の床下点検口の位置の墨を引くと、撥水材を塗る。

10分もかからずに終了。

 

 

僕は、いそいそと近くの自動販売機で熱い缶コーヒーとお茶を買ってくる。

 

A    「明日は、土曜日で材料が入らないので続きは月曜日からになります。」

ウーン、僕も土日休みなのに、工事の様子は何にも見られないと言うことだ。