POPPOのマイホーム建築日記 No.086 マイホーム工事編
5月3日 外壁工事、浴室設置 5月11日 外壁塗装、収納打合せ
5月3日外観

午後より、現場見学である。
サイディングはすっかり張り終わり、継ぎ目はコーキングのためと思われる緑色のテープが貼られている。
一部切り妻になっているところに、ルーバー(ダミーの換気口)も付いている。
さて、中に入ってみると…
お風呂が付いてる!!!
奮発して入れた、INAX の1.25坪のi-バスだ。
(さすがに、広いお風呂とはいえ、持っているデジカメでは、撮影不能!!)
早速、扉を開けて中に入ってみる。
浴槽のピンク色に対して選択した壁のタイルのピンクは落ち着いて感じで、なかなか、良い。

浴室横の脱衣場に設置予定の点検口も床下地板が切り出されている。
中を覗いてみると、ちゃんと断熱材が吹き込まれていた。
一階も、ほとんど石膏ボードが張り終わっている。
二階に上がると、何か、臭いが気になる。
どうやら、石膏ボードの臭いのようだ。
しかし、窓を開けてやるとすぐに気にならないほどになった。
多少、風の強い日だったと言うこともあるが、この家の窓の配置は、なかなか風の抜けもいいみたいだ。

バルコニーに出てみる。
内側にもちゃんと、サイディングが張ってある。(そりゃ、そうか。)
嫁さんは、一階のリビングがどうも、暗いようだと言う。
天井が無いからか、LOW-E2のガラスの色のためか、バルコニーが軒のように出ているからか、養生のネットと足場のせいか、ただ単に、夕方にさしかかり日が当たらなくなっているからか…
まあ、出来てみないと分からないけど。
5月11日 外壁塗装、収納打合せ

ゴールデンウィーク中は職人さん達もお休みだったので、久しぶりの現場見学である。
夕刻、POPPO夫婦は現場に向かう。
いくつか打ち合わせすることもあったので、現場監督のKさんとは、4時から4時半頃、現場にて、と言うことで待ち合わせをしている。
現場には造作大工さんのBさんの車はあるが、監督はまだ来ていないようである。
家の前に行くと、
POPPO嫁「なんか、臭うね。」
POPPO 「サイディングのコーキング材だろ?」
家の外壁のサイディングの継ぎ目にコーキング材を塗るために張られていたマスキングの青いテープは無くなっており、きれいにコーキングされている。
中に入って、まず、Bさんにご挨拶。
一階も壁部分はほとんど石膏ボードが張り終わっている。
天井部分には、防音のためのグラスウール(二階からの防音用)が入れられていて、Bさんは天井を造っているところのようだった。
天草の場合、一階天井は吊り天井(二階からの防音用)になるので、まず、天井材の石膏ボードを張る部分を比較的細い木(4センチ角ぐらいかな?)で造っておいて、二階床から離して入れられている吊り木から、その一階天井を吊るようだ。

キッチンの方に目を向けると対面になる部分の壁が出来ている。
(キッチンカウンターと上の収納ユニットの裏側と言うことですね。)
コンロ前の壁は当初、90センチ+αで考えていたが壁強度の問題と、タイルの並びの関係で120センチ+αに変更した。
で、実際に見てみると、上のユニットがあって、もともとオープンと言うよりは単なる対面のキッチンであることから、程良い開口面積ではないかと思った。
また、ダイニングからキッチンへ抜ける部分の巾は、壁心で1メートル(実際の内巾で957ミリ)にしてもらったのだが、これも正解。
壁心で90センチだったら、きっと狭いと感じていたに違いない。
ふと、ダイニングの東側の窓を見てみる。
なにやら表からビニールシートのような物が張ってあり、ペンキのような物が飛んでいる。

POPPO 「???もしかして…」
POPPO夫婦はあわてて表に飛び出してみる。
な、なんと、正面の南側の壁を除いて、外壁のサイディングの塗装が終わっている!!!!
始めに、「なんか臭う!」と思ったのも当たり前、これだけ塗料を使えば臭うわけだ。
POPPO夫婦「お、おうちが青い!!」
これは、「予想外の色!」とか「色の選択を失敗した!!」とか言うことではない。
まったく予想通りの色である。
しかし、ひじょ~~~に目立つ色だ。
このあたりの家ではとんと見かけぬほど派手な家である。
「おうちが青い!!!!!!」とは、POPPO夫婦は単純に喜んではしゃいでいただけということだ。
監督のKさんは、例によってなかなか現れない。
すると、Bさんから「今、監督から電話があって、もうすぐ着くらしいです。」と、言われる。
そう、POPPO家には携帯電話などという物はないのだ。
造作大工B 「とりあえず、いくつか確認しておきましょうか。」
と言うことで、先に打ち合わせを始める。

まず、洗濯脱衣場に付ける「ホシ姫様」(上げ下げの出来る室内干し用の竿)の位置である。
本当は間取り図で説明すると分かりやすいのだが、簡単に書くと、
壁につけた照明器具に干渉せず、洗濯乾燥機の扉の開閉を考えて向かい側の洗濯流し寄りで、おろした
竿がそこそこ伸ばせる(全部伸ばすと2.5メートルだが部屋の大きさはそこまで無い。)位置にしてもらった。
玄関横納戸(W.I.S.C)の照明器具の位置は電気屋さんにも話してあったので、既に天井補強が入っ
て電線が出ている、後から入れるであろう収納棚に干渉しない位置でOK。
そんな打ち合わせの途中、監督のKさん到着。引き続きうち合わせ。

次に、キッチン側階段下収納だ。
当初は棚板を2段付けてもらうつもりだったがPOPPO嫁の考えでは、ここに米櫃と根菜などの収納
ワゴンを入れた方が良さそうと言うことになった。
開口の高さ×巾は90×60であるが、実際はコの字型階段の低い方になるので、高さは端の方で60セ
ンチぐらいになるとのこと。
これなら、キャスター付きのワゴンならOKだ。となると、当初指定していた奥行き50センチの意味はあまりなくなる。
この際どん突きまで(約1メートル)広げておいてもらって、奥は非常食の貯蔵庫か何かとして使えるようにすることにした。

さて、今度は階段下収納のリビング側から。
こちらは階段の高い方になるので手前側は思いっきり高い。で、奥の方は?と聞くと、おおよそ145センチぐらいらしい。
けっこうな収納力が期待できる。
しかし、どん突き横側、階段の踊り場の低い側(分かるかな?)は、結局デットゾーンとなってしまうので、始めからふさいでしまう事にした。
さてさて、Bさんは一階で作業をしているのでKさんと、二階に行ってうち合わせ。
現場監督K 「あの~、実は変更の提案がありまして。」
簡単に説明すると…
リビングと洗面所、洗面所と洗濯脱衣場の間の引き戸を当初は吊った形の下に隙間が出きるものを
予定していた。
しかし、変更した引き戸は床にV字型のレールをつける物で隙間が出来ないので空調を考えると空気の流れが不足する。
よって、バイバスを付けようと思うが。
と言うことだ。
バイパスは、ダクトでリビング-洗面所、洗面所-洗濯脱衣場をつなぐもので開口は壁でなく天井。
もちろん、フィルターなどは付けず、単なるトンネルだ。
POPPO家の場合、洗濯脱衣場に洗濯物を干したときに専用の換気扇を回すがここに設けられたSAだけでは吸入量が不足して十分な排気がされない可能性がある。
このダクトは十分に意味がある。
もちろん、追加で付けてくれるようにお願いする。
造作大工B 「ところで、一階のトイレの収納なのですが…」
そう、収納を造り付けでお願いしてあるのだが、棚板に関しては現場打ち合わせと言うことにしていたのだが、すっかり忘れていた。
ここは可動棚を3段付けてもらうことにした。
施主支給の照明器具は7月初め頃、搬入して欲しいとのこと。
POPPO家はFMYHOMEで大炊介さんに教えていただいた「てるくにでんき 」で、お願いすることにしたのだ。
大炊介さん、ありがとうございます!!
照明器具の金額を抑えるため、照明器具は、全てダイコーである。
だイコーは、有名メーカーのOEM製品なども作っているので、品質は、問題ないだろうと思われた。
で、安いし。
配送の引き取りは、Bさん、あるいは、Kさんにお願いすることにする。
他にも、安いところはあったのだが、「てるくにでんき」は。レスポンスの良さとマイホでの実績が選定ポイントだ。
テレビアンテナは、最近、近くのCOOPのスーパーの上にオープンしたワットマンでお願いすることになっている。
(テレビと冷蔵庫もお願いするから負けてね、ッと言ってある。)
アンテナに関しては、POPPOは足場があるうちの方がよいのではないかと思っていたが、POPPO家の場合、脚立を建てれば二階のベランダから簡単に屋根の上に上がれるので、極端な話、一番最後でも問題がないそうだ。
現場監督K 「軒天と破風板の塗装は終わってますし、外壁の塗装もあと南面だけですし、雨樋が着けば足場も撤去します。もうすぐですね。」
そうか!もうすぐ、家の全景も見られるわけだ。
K 「ぼくらも、足場がはずれて、家の形がはっきり見られるようになったときは嬉しいですよ。」
そう言えば、
僕も、営業さんもころっと忘れていたことを発見。
物干しの金具がない!!
わざわざ洗濯物を干そうと、軒の代わりにベランダを前に伸ばしたのに肝心の金物を忘れていたのだ。
これは、実際に出来てきた家を見ると壁付けの物の方が良さそうだ。
ベランダ下から吊す物だと、きっと手が届かない。
もっとも、壁付けにしたところで、表にウッドデッキのような物がないと干せないのだが。(さて、どうしたものか…)
Kさんと、話しているといろいろな内輪話が聞けて、とても楽しい。
あれよあれよという間に時間は過ぎ、この日はあまり写真も撮らなかった。
次ぎに行ったときはもう見られないところもあるだろうなぁ。